旭区 千林大宮 南川医院 | 呼吸器内科 |

電話番号:06-6952-8003

呼吸器内科

急性・慢性の呼吸器疾患を診療

呼吸器科は、肺や気管支、胸膜など、呼吸器の疾患を診療する科目です。
当院の呼吸器科では、風邪症候群、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、肺気胸などの急性疾患から、気管支喘息などのアレルギー性疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性疾患まで、幅広く呼吸器疾患の診断と治療、および管理を行っております。

「せきが長引く」「痰が切れにくい」「動くと息切れがする」「胸に痛みが走る」といった症状のある方は、呼吸器疾患が隠れている可能性がありますので、早めに受診なさるよう、お勧めいたします。

他にも呼吸器のことで気になることがございましたら、何でも遠慮無くご相談ください。

次のような呼吸器症状を診療します

  • せき
  • 発熱
  • くしゃみ
  • 鼻みず
  • 鼻づまり
  • 喉の痛み
  • 胸の痛み
  • 息切れ
  • 呼吸が苦しい
  • 胸部の異常な陰影 など

アレルギーが疑われたら

近年、アレルギー関連の病気にかかる人がたいへん増えて来ました。現代病の一つとも言えるでしょう。

当院では、アレルギー物質によって引き起こされる、気管支喘息、咳喘息、アレルギー性鼻炎などの診断と治療を行います。
気になるアレルギー性の症状、またはアレルギー性の可能性がありそうな症状がみられましたら、ご相談ください。

アレルギー性疾患の受診にあたって

  • 初めて症状が出た時期
  • 症状の具体的な内容
  • 症状が出たきっかけ
  • その後の症状の経過
  • これまでにかかった医療機関
  • これまでに受けた検査の結果
  • これまでに使用してきた薬の名称
  • 家族にアレルギー患者がおられるかどうか
  • ペットの有無
  • 喫煙者の有無 など

当院の呼吸器科の主な診療内容

当院では、風邪症候群、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、気管支拡張症、肺炎、気管支喘息、せき喘息、COPD、肺結核、肺気胸、アレルギー性鼻炎、花粉症など、呼吸器疾患全般にわたる診療を行っております。

気管支喘息

気管支喘息は、空気の通り道である気道に炎症が起きる疾患で、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という症状(喘鳴)が特徴的です。

気管支喘息の患者さんの気道は過敏になっており、アレルゲン(ダニやハウスダストなど)やウイルス、タバコや冷たい空気などによる刺激が加わると、気道は狭くなります。気道が狭くなると、せきが出たり、息苦しくなったりします。

治療としては、抗原回避(アレルギーの原因物質を排除する環境整備)をし、喘息治療薬を適切に用います。喘息の治療薬には、発作を予防するために定期的に使う長期管理薬(コントローラー)と、発作が起きた時に、その症状を鎮めるために頓服的に用いる発作治療薬(リリーバー)の2種類があります。リリーバーを使わなくても済む状態を目指して、コントローラーを上手に使って治していきます。

せき喘息

せき喘息は、慢性的にせきが続く気管支の病気です。一般的な喘息と同様、気道(呼吸をする際の空気の通り道)が狭くなり、冷たい空気やタバコの煙、運動、アルコール、ストレス、ハウスダスト(埃やダニなど)ほか、様々な刺激に対して過敏になっており、炎症やせき発作が起こります。せき喘息は気管支喘息とは区別されますが、その前段階と考えられています。

せき喘息は、アレルギー素因のある人に多いと言われます。アレルギー反応によって、気道が炎症を起こしてしまうせいです。

風邪に併発して起こることが多いのも特徴で、風邪をひいた後にいつまでもせきが残るようなら、この病気の可能性があります。

症状としては、8週間以上、慢性的で痰を伴わない乾いたせきが続きます(慢性咳嗽)。ひどい場合は、せきが1年以上続くこともあります。ただし、主な症状がせきであり、気管支喘息に見られるようなヒューヒュー、ゼーゼーといった喘鳴や呼吸困難はみられません。また、発熱や痰などの症状もほとんど出ません。夜中から明け方に激しいせきが出たり、寒暖差や喫煙でせきが出やすくなったりするのが特徴です。気管支喘息にも用いられる気管支拡張薬を吸入すると、症状が楽になります。

治療としては、気管支の炎症を抑えるために、吸入ステロイド薬や気管支拡張薬などによる薬物治療が行われます。適切な治療を受けなかったり、治療を中断したりすると、再発を繰り返したり、気管支喘息に移行したりすることもあります(せき喘息を放置すると、その約3割が気管支喘息に移行すると言われます)。難治化する前に呼吸器科を受診し、きちんと治療を受けましょう。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)は、スギやヒノキなどの花粉や、埃やダニなどのハウスダストが鼻や目の粘膜に触れることによって刺激されて起こる鼻炎で、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなど、かぜの初期症状と似た一連のアレルギー症状を呈します。

その他にも、せき、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じ、体や顔のほてり、イライラ感、ぐったりするなど、体のいろいろな部位に多様な症状が起こります。

そんなアレルギー性鼻炎の治療についてですが、症状を軽くするには、とにかく家の埃、ダニの糞・死骸、花粉、ペットのフケやカビなど、アレルギーの元にできるだけ曝されないように工夫することです。こうした対策を講じた上で、抗アレルギー薬の内服や鼻スプレーで症状を抑えていきます。

長引くせき

風邪症候群やインフルエンザなどの呼吸器感染症の場合、せきは通常、徐々に軽くなります。2~3週間すれば治まってきて、8週間(2ヶ月)以上も続くようなことは、そうはありません。

3週間以上続くせきを「遷延性のせき」、さらに長引くせきで8週間以上続いているせきを「慢性のせき」と言います。せきが長引けば長引くほど、感染症以外が原因となっている可能性が高くなります。

こうした場合に何が疑われるのかと言えば、可能性として高いのは、やはり呼吸器疾患です。呼吸器疾患はせき症状を呈することが多く、せきが8週間以上続いたら、アトピー咳嗽や喘息、せき喘息などが疑われますので、早めの受診をお勧めいたします。

気管支炎

気管支とは、気管から肺に向けて左右に枝分かれした部分です。ウイルスなどの感染により、この気管支の粘膜に炎症が起こり、せきや痰などの症状のほか、時に発熱、食欲不振、全身倦怠感といった全身症状がみられる場合があります。これを一般に(急性)気管支炎と言います。風邪に併発することが多く、風邪による上気道の炎症が気管支へと波及することによって発症します。

肺炎でもせきや痰、発熱がみられますが、肺炎と違って、気管支炎では胸部X線写真上に肺の異常な陰影が認められないので、この差によって見分けがつきます。

原因の多くはウイルスですから、根本的な治療薬はありません。このため治療としては、鎮咳薬や去痰薬、消炎鎮痛薬、解熱剤などによる対症療法が中心になります(インフルエンザの場合には抗ウイルス薬、細菌感染の場合は抗生剤が用いられることもあります)。

肺炎

肺炎とは、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こす疾患です。呼吸器の防御機能が病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどのために免疫力が落ちている時など、つまり感染力が防御力を上回った場合に、病原微生物が上気道から下気道、そして肺にまで入り込んで感染し、肺炎になってしまうのです。

がん、心臓病に続いて、肺炎は日本人の死亡原因の第3位を占めています(平成23年人口動態統計)。高齢者や慢性の病気を持っている方などは肺炎にかかりやすく、しかも治りにくい傾向がありますので、要注意です。予防や早めの治療が重要で、予防には「肺炎球菌ワクチン」の接種が有効です。

結核

結核は、その昔流行し、昭和25年までは日本の死亡原因の第1位を占めていました。しかし、適切な治療法が開発されて以来、患者数は一時期を除き、減少を続けています。

ただ、決して過去の病というわけではなく、現在も年間2万人以上の新たな患者が生まれ、年に2,000人以上の命が奪われています。結核は今でも、わが国の重大な感染症なのです(厚生労働省:平成24年結核登録者情報調査年報)。 結核は、結核菌が体内に入り増殖することによって発症する感染症で、初期症状は風邪に似ています。2週間以上にわたって、せきや痰、微熱が続くようなら、早めに呼吸器専門の医療機関を受診しましょう。

肺気胸

何らかの原因で肺の一部が破れて空気が漏れ、肺が空気に圧されて小さく縮んでしまった状態(虚脱)を肺気胸と言います。肺気胸のなかでも多いのが、肺に生じたブラ(嚢胞)に穴が開く特発性(原因がよくわからないこと)の気胸です(ほかには外傷による気胸や、女性の生理に伴う気胸などがあります)。肺気胸の好発年齢は10〜20代で、背が高くて痩せた男性に多く、また患者さんの約7割が喫煙者であることが特徴です。

肺気胸の症状は、突然の胸の痛み、乾いたせき、呼吸困難などです。胸部X線写真によって肺の虚脱が確認されれば診断がつきます。 肺気胸が軽度の場合は、時々胸部X線検査を行って経過観察をしながら自然治癒を待ちます。

中等度以上では、胸膜腔から空気を抜く処置をします。肋骨と肋骨の間から胸膜腔へ細いチューブ(ドレナージ)を差し込んで、漏れた空気を抜いてやります。こうした保存的治療で治らない重度の肺気胸、または再発を繰り返す肺気胸には、手術が必要です。手術では、原因であるブラを切除・縫縮します。従来は開胸手術が行われていましたが、現在では胸腔鏡手術(内視鏡を用いた手術)が主流となっています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDは、タバコの煙などの有害なガスを長い年月にわたって吸い込むことによって、空気の通り道である気道(気管支)が狭くなったり、気道の先端にある肺胞(酸素と二酸化炭素の交換を行う組織)が壊れたりしてしまう疾患です。そのため、酸素を吸って二酸化炭素を排出する「ガス交換」の効率が悪くなり、息切れが起こるのです。 治療にあたっては、まず“禁煙”が重要になります。加えて、せきや息切れを軽くするために、効果が長く持続するタイプの気管支拡張薬を用います。

COPDが進行した場合には、薬物療法だけでなく、呼吸リハビリテーションや在宅酸素療法(機械を使って自宅で酸素を吸入する治療)が必要になってきます。

肺がん

肺がんは、肺の気管や気管支、肺胞の一部の細胞が何らかの原因でがん化したものです。肺がんは進行するにつれて周囲の組織を破壊しながら増殖し、やがては血液やリンパ液の流れに乗って転移していくことが少なくありません。

肺がんの一般的な症状は、ほかの呼吸器疾患の症状と区別がつかないことが多いものです。そのため、なかなか治らないせき、血痰、胸痛、喘鳴、息切れ、声がれ、発熱などがみられる場合には、呼吸器科専門医への受診をお勧めします。喫煙歴のある40歳以上の方は、特に注意が必要です。

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